私の思う茶の湯&茶道について

私の思う茶の湯&茶道についてお話し致します。
きっかけは何でも結構です。自分で見立てた道具をコーディネイトして
飾ったり使ったりするのも楽しいですし、五感をフルに生かした習得が
自信となり精神的余裕も生まれてきます。
気軽に出来る茶の湯のお点前もありますので、海外に行かれたら
それを実践してみて下さい。熱い視線を感じるはずです。
国際社会になれば成る程、自国の文化や歴史、日本人であるという
アイデンティティーが大切になってきます。
茶の湯一つで、海外での自分の存在に自信を持てますし、
交流のきっかけも出来ます。
大きな外国人の中で、小さな日本人の貴方が、
堂々と大きく見えてきますよ。
そう言う私はとってもチビです。高い所、遠い所に手が届きません。
あと10センチ、いや5センチでいいから背が欲しい・・本音です。
でも、おかげさまでそんなハンディーを気にする事なく、
茶の湯を楽しんでいます。
では、他のハンディーを背負った方には・・・
サウスポーで右手が使いづらい方は左手でお点前を。
手の不自由な方には持ち易いお茶碗を。
座る事が難儀な方にはその為の座椅子を。
目の不自由な方には味覚と触覚で楽しんで頂いて。
ちょっとした工夫で茶の湯がもっと沢山の人々の
もっと楽しいものに。
茶室で、高価なお道具で、日々茶の湯三昧・・・といった
贅沢な茶の湯にも魅力を感じますが、
それは他の方にお任せして、ちょっとした場所でも、
又、何処へでも出向き、心豊かに過ごして頂けるおもてなしを・・・
これが、私流の茶の湯です。